超広帯域ミリ波サブミリ波分光システムの開発による大質量星形成機構の解明

• 研究課題/領域番号: 23H00129
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分16:天文学およびその関連分野
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 大西 利和 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 教授 (30314058)
• 研究分担者: 村岡 和幸 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (40571287) ; 西村 淳 国立天文台, 野辺山宇宙電波観測所, 特任准教授 (50738565) ; 井上 剛志 甲南大学, 理工学部, 教授 (90531294)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円); 2024年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円); 2023年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
• キーワード: 電波天文学 / 星形成 / 星間物質

研究開始時の研究の概要

本研究の特徴は次の3つの点にまとめられる。(1) 100GHz帯から345GHz帯までの分子ガスの主要なトレーサを同時受信可能な超広帯域分光システムの開発を行う。(2) そのシステムを大阪公立大学1.85m電波望遠鏡に搭載して、銀河面の大質量星形成領域の詳細な物理量導出を行う。(3) ALMAを含む大小様々な望遠鏡を用いた近傍系外銀河を含む巨大分子雲の詳細な分子雲観測、理論シミュレーションとの比較から、様々な環境下における分子ガスのダイナミクスとそれが大質量星形成に与える影響を明らかにする。