研究課題/領域番号 |
23H00291
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
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研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
山本 浩史 分子科学研究所, 協奏分子システム研究センター, 教授 (30306534)
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研究分担者 |
川椙 義高 東邦大学, 理学部, 准教授 (40590964)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,320千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 10,920千円)
2024年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2023年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
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キーワード | キラリティ / スピントロニクス / 超伝導 / スピン蓄積 / CISS効果 |
研究開始時の研究の概要 |
物質のキラリティは、創薬の分野で重要な概念として注目を集めてきたが、近年は液晶デバイスや円偏光発光デバイスなど、エレクトロニクスの分野にその適用範囲が広がりつつある。さらに直近では、CISS効果と呼ばれる、キラル分子による電子スピンの偏極現象が注目を集めている。研究代表者は最近の実験で、CISS効果による電子スピン偏極が理論値よりも1,000~100,000倍増強されていることを示すことに成功した。本研究では「スピン流―スピン蓄積」変換によってこの巨大スピン偏極が生じているというメカニズムを作業仮説とし、キラル金属およびキラル超伝導体を用いた実験的検証を行う。
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