菌根共生におけるブテノライドシグナルの分子基盤の解明とその応用

• 研究課題/領域番号: 23H00328
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分38:農芸化学およびその関連分野
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 秋山 康紀 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 教授 (20285307)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 46,670千円 (直接経費: 35,900千円、間接経費: 10,770千円); 2024年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円); 2023年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
• キーワード: KAI2リガンド / 植物ホルモン / アーバスキュラー菌根菌 / ストリゴラクトン / カリキン

研究開始時の研究の概要

本研究では、未知の新規植物ホルモンであるKAI2リガンド(KL)をマメ科モデル植物であるミヤコグサから単離し、スペクトル解析および量子化学計算により化学構造を決定する。続いて、穀類やダイズ、トマトなどの主要作物のKLを同定すると共に、KLによる菌根共生制御機構を解明する。農業生産分野におけるKLの応用展開を図るため、天然KLおよびKLアナログの合成法を開発し、菌根共生活性化剤として実用化を目指す。