継世代エピゲノム制御の分子機構解明

• 研究課題/領域番号: 23H00365
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 角谷 徹仁 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (20332174)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 46,410千円 (直接経費: 35,700千円、間接経費: 10,710千円); 2024年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円); 2023年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
• キーワード: エピゲノム / トランスポゾン / セントロメア

研究開始時の研究の概要

トランスポゾンやセントロメアなどの反復配列は エピジェネティックな機構で抑制されており、これらの抑制が失われると、ゲノム構造の不安定化や遺伝子発現の撹乱が引き起こされる。私たちはシロイヌナズナを用い、これらの抑制修飾の確立に重要な新規経路を見出しており、本課題ではその全貌を明らかにする。また多くの生物で、セントロメアの位置はエピジェネティックな機構で決まり、これが世代を越えて継承される。本課題では、シロイヌナズナの利点を生かした独自のアプローチで、これらの継世代エピゲノム制御機構を解明する。