研究課題/領域番号 |
23H00380
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
|
研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
吉田 松生 基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 教授 (60294138)
|
研究分担者 |
木村 啓志 東海大学, マイクロ・ナノ研究開発センター, 教授 (40533625)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
47,320千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 10,920千円)
2024年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2023年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
|
キーワード | マウス / 精子幹細胞 / 細胞周期 / 精細管周期 / 培養 |
研究開始時の研究の概要 |
精子幹細胞は、ほ乳類の精子形成の特性でありながら、宿命的に相反する「生産性」と「正確性」を両立する鍵である。我々は、マウスの精子幹細胞の中で最も未分化な画分の細胞周期が最も長く分化に向かうと短くなること、さらに、精巣組織で起こる9日周期の環境変化(精細管周期)と同期すること、を見出している。この性質は、突然変異が幹細胞に蓄積するのを抑制しながら効率よく分化細胞が生み出すことで、生産性と正確性の両立に貢献すると考えられる。本研究では、この細胞画分の細胞周期が精細管周期と同期して進行するメカニズムを、周期的に発現変動する自己複製因子(GDNF)の作用に注目して解析する。
|