研究課題
基盤研究(A)
我が国では14人に一人が生殖補助医療で生まれている。中でも卵子に一個の精子を注入して受精させる顕微授精による出産は特に増加した。しかし顕微授精はウサギ2匹とウシ1匹が生まれただけで臨床応用されたため、次世代への影響など十分なリスク評価が行われていない。本研究で我々は純系のマウスを用いて生殖細胞操作が子孫に及ぼす影響を分子レベルで解明し、誘導される異常を予防する方法を確立することを目的とする。