| 研究課題/領域番号 |
23H00526
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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| 研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三上 直之 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (00422014)
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| 研究分担者 |
江守 正多 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授 (80300846)
竹内 彩乃 東邦大学, 理学部, 准教授 (20769252)
田村 哲樹 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (30313985)
茅野 恒秀 法政大学, 社会学部, 教授 (70583540)
八木 絵香 大阪大学, COデザインセンター, 教授 (30420425)
松浦 正浩 明治大学, ガバナンス研究科, 専任教授 (70456101)
工藤 充 金沢大学, GS教育系, 准教授 (10775886)
山中 康裕 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (40242177)
松橋 啓介 国立研究開発法人国立環境研究所, 社会システム領域, 室長 (20291049)
前田 洋枝 南山大学, 総合政策学部, 教授 (70611094)
吉田 徹 同志社大学, 政策学部, 教授 (60431300)
尾内 隆之 流通経済大学, 法学部, 教授 (40460026)
長野 基 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 准教授 (50367140)
坂井 亮太 中央学院大学, 法学部, 准教授 (20735386)
西山 渓 開智国際大学, 教育学部, 講師 (00876211)
青木 聡子 東北大学, 文学研究科, 教授 (80431485)
寺林 暁良 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (60847656)
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| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2026年度)
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| 配分額 *注記 |
46,800千円 (直接経費: 36,000千円、間接経費: 10,800千円)
2026年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2025年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2024年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2023年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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| キーワード | 気候市民会議 / 市民参加 / 熟議民主主義 / 脱炭素社会 / ミニ・パブリックス / 熟議 / 気候変動対策 / 民主主義 |
| 研究開始時の研究の概要 |
気候変動対策について幅広い人びとが参加して話し合い、その結果を政策決定に生かす方法として、無作為選出型の「気候市民会議」が国内外で広がっている。本研究では、日本でも地方自治体で導入され始めた気候市民会議を主な対象とし、脱炭素社会への転換と、民主主義をより参加的で熟議的なものに刷新するイノベーションとを、日本においていかに同時に実現しうるかを、「気候民主主義」をキーワードとして探る。多分野の研究者と現場の実践者の学際的協働により、気候市民会議のデザインの一層の洗練や、熟議の質とインパクトの評価、気候民主主義の制度と政治理論の探究、市民会議以外の多様な気候民主主義の活動や仕組みの解明に取り組む。
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| 研究実績の概要 |
「気候市民会議のデザイン」「熟議の質とインパクトの評価」「気候民主主義の制度と政治理論」「社会の中の気候民主主義」の4つのテーマ別グループに分かれ、各研究メンバーの問題関心に沿って研究を進め、得られた成果は随時、論文や学会発表、図書等の形で公表した。グループごとにオンラインでの勉強会を随時行うなどして、研究の進捗を共有しつつ議論を深めた。 今年度は初年度に当たることから、研究代表者・分担者が一同に会するキックオフ研究会を、2023年7月に北海道大学で行った。研究全体の目的や各自の問題意識を共有するとともに、グループごとに改めて研究課題を洗い出し、全体で今後の方針を議論した。 また、国内各地の自治体で相次いだ気候市民会議の開催動向をリアルタイムで把握するとともに、その一部には主催者や協力者の立場で関与して参与観察を行いつつ、研究で得られた知見を還元した。会議実施に直接関与しないメンバーも、現地で会議を見学し、本研究の主な対象である気候市民会議の開催の実態を共に把握することに努めた。 2024年3月には、国際ワークショップ「気候市民会議と気候民主主義に関する日英間の学び合い」を、本研究プロジェクトと地球環境戦略研究機関、環境政策対話研究所の共催によりパシフィコ横浜で開催した。気候市民会議の研究・評価の第一人者であるスティーブン・エルスタブ教授(ニューカッスル大学)を英国から招き、行政関係者や実践家、研究者などが気候市民会議の事例研究を行う「実践ワークショップ」と、研究者による研究報告を中心とした「研究ワークショップ」を組み合わせて実施し、3日間で延べ約150人が参加した。なお、このワークショップでの交流・議論を補うため、2024年8月には研究代表者が、アイルランドで開催された市民議会に関する研究会への出席の機会を生かしてエルスタブ教授を含む専門家と意見交換した。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
4つのテーマに沿ったグループ別の研究活動の展開や、気候市民会議を主な対象とした実践的研究、国際ワークショップの開催など、当初の計画に沿って研究を行うことができていることから、おおむね順調に進展しているものと評価した。
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| 今後の研究の推進方策 |
今後も引き続き、①気候市民会議のデザイン、②熟議の質とインパクト、③気候民主主義の制度と政治理論、④社会の中の気候民主主義という4つのテーマに沿って研究を進める。テーマ①と②に関しては、これまでに国内で行われた複数の気候市民会議に主催者や運営者、協力者などの形で実践的に関与した経験と、そこで得られた知見を生かして、会議事例の類型化や提言内容の分析、情報提供のあり方、熟議の質の評価、会議開催のインパクトなどの課題に関する分析・考察を引き続き進める。今後、新たに開催される気候市民会議についても、リアルタイムで動向を把握して研究に生かす。会議のファシリテーター等の実践家と継続的に議論し協働する機会も設ける。 テーマ③と④についても、主にそれぞれ政治学・政治理論ならびに環境社会学の視座から、ミニ・パブリックスに限定されない気候民主主義の姿や、民主主義のイノベーションのあり方を理論的・経験的に探究する。 最終成果の発表のため、最終年度に分担執筆の書籍の出版を計画しており、そのための企画立案、執筆を本格的に進める。
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