研究課題/領域番号 |
23H00532
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 拓哉 京都大学, 生態学研究センター, 准教授 (30456743)
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研究分担者 |
渡辺 勝敏 京都大学, 理学研究科, 教授 (00324955)
森 健介 兵庫県立大学, 環境人間学部, 特任助教 (50902623)
片平 浩孝 麻布大学, 生命・環境科学部, 講師 (70722651)
瀧本 岳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90453852)
榎木 勉 九州大学, 農学研究院, 准教授 (10305188)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
46,930千円 (直接経費: 36,100千円、間接経費: 10,830千円)
2024年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2023年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | ハリガネムシ / エキノコックス / 感染症 / スピルオーバー / 人獣共通感染症 / 多様性効果 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、生態系における病原体の流れを「病原体循環」とみなし、数理疫学モデルによる定量分析を可能にすることで、感染症管理への応用を開拓する。申請者らは、森と川の生態系を循環する病原体(寄生虫ハリガネムシ類)の長期感染動態データを蓄積しているため、その「病原体循環」を定量分析し、衰退・再興ダイナミクスの駆動因を解明する。また、日本でも感染拡大が懸念されているエキノコックス症(人獣共通感染症)の「病原体循環」を定量化し、スピルオーバーのリスク評価や駆除戦略の効果予測への応用を試みる。 これらにより、本研究は、生態系の「病原体循環」の理解と感染症のリスク管理のための新たな方法論を提供する。
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