研究課題/領域番号 |
23H00580
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
宮崎 甲 千葉大学, 教育学部, 名誉教授 (60272291)
|
研究分担者 |
松本 隆 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 教授 (00267345)
山田 修 奈良県立大学, 地域創造学部, 特任教授 (30571723)
三枝 一将 東京藝術大学, 美術学部, 助教 (60529949)
米沢 玲 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化財情報資料部, 研究員 (80726993)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2023年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
|
キーワード | 金銅仏 / 鋳造技術 / 木造焼き抜き / 鎌倉仏 / 割り込め型 |
研究開始時の研究の概要 |
金銅仏の需要が再興した平安時代後期以降の鋳造法に関しては、これまで木造(彫)仏を原型とした型取り技法「割込め型」を使ったものとされてきた。しかし、この時代の鋳造法を一つの技法のみで説明することは難しい。申請者らは多臂金銅仏の調査において、木造原型をそのまま鋳型の中で焼いてしまう方法が併用されたと考えうる事例を複数発見した。この研究を発展させて、複数の鋳造仏を対象とした3Dデータ・X線CTデータなどの解析から、使われた鋳造技法を想定し実際に検証鋳造を行う。これにより平安時代後期・鎌倉時代の仏像鋳造技術の全体像を明らかにする。
|