研究課題/領域番号 |
23H01092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13010:数理物理および物性基礎関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川島 直輝 東京大学, 物性研究所, 教授 (30242093)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 統計物理学 / 計算物理学 / 物性基礎論 |
研究開始時の研究の概要 |
「研究の目的」欄に掲げた3つの問いに答えるため,対象となる系のエンタングルメント,あるいは情報伝播の構造を明らかにすることによって,計算上の困難を解消する.具体的には,TN計算に付随するエンタングルメントループの除去,また,動的なネットワーク構造の最適化を考えている.本課題では,3次元または2+1次元実空間繰り込みにおいて,そのような冗長性の除去を行うことを目指しており,これまでに成功例がない.また,ランダム系へのアプローチとして,格子の構造を動的に変形して,最終的にループを含まないツリー型ネットワーク問題に帰着するというアイデアを3次元イジングスピングラスモデルに対して適用する.
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