研究課題/領域番号 |
23H01840
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分29010:応用物性関連
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研究機関 | 一般財団法人総合科学研究機構(総合科学研究センター(総合科学研究室)及び中性子科学センター(研究開発 |
研究代表者 |
杉山 純 一般財団法人総合科学研究機構(総合科学研究センター(総合科学研究室)及び中性子科学センター(研究開発, 中性子科学センター, 特任研究員 (40374087)
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研究分担者 |
竹下 聡史 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究機関講師 (40450366)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2023年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 拡散 / 負ミュオン / 核磁場緩和 |
研究開始時の研究の概要 |
負電荷を有するミュオン素粒子を用いる「負ミュオンスピン回転緩和(μ-SR)」測定により、 将来電池材料内の固体内イオン拡散を測定する手法を確立する。これにより、従来の電気化学測定では不明だった「物質固有のイオン拡散係数」と「反応面積」を分離し、拡散挙動と 結晶構造や組成との相関を明確にして、将来電池材料の開発に貢献する。Liイオン電池の電極材料については、μ-SRで拡散種を決定し、正電荷を有するミュオン素粒子を用いる「正ミ ュオンスピン回転緩和(μ+SR)」測定で拡散の詳細を決めた。同様にμ-SRとμ+SRを併用し て、全固体電池・Na・Kイオン電池材料内のイオン拡散挙動の支配要因を解明する。
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