研究課題/領域番号 |
23H02070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分36020:エネルギー関連化学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
久冨木 志郎 東京都立大学, 理学研究科, 准教授 (90321489)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2023年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | Naイオン電池 / 正極活物質 / バナジン酸塩ガラス / メスバウアー分光法 / X線吸収分光法 |
研究開始時の研究の概要 |
現在広く利用されているLiイオン電池は、原料のLiやCoの枯渇が懸念されている。一方、地球で存在量が豊富なNaを含むNaイオン電池は、ポストLiイオン電池の有力候補である。本課題では、質量エネルギー密度の理論値500 Wh/kgに匹敵する、Naイオン電池正極材の高性能化に挑戦する。具体的には、正極材として導電性バナジン酸塩ガラスに着目、酸化数と細孔径を精密に制御し、Naイオンが出入りできる空孔サイトを最適化して導電性の向上を図る。次に、これをナノ粒子化して比表面積を増大させ、充放電容量の向上を狙う。本研究では高性能Naイオン電池正極材への応用に向けたバナジン酸塩ガラスに関する知見を提供する。
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