研究課題/領域番号 |
23H02225
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39050:昆虫科学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
朝野 維起 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (40347266)
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研究分担者 |
横井 翔 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主任研究員 (40773073)
橋本 晃生 杏林大学, その他部局等, 助教 (50836517)
外川 徹 日本大学, 文理学部, 准教授 (60553633)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2023年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 外骨格 / 硬化反応 / 昆虫外骨格の進化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、昆虫外骨格が複合材として作られることの証明を主題とする。日本刀のように、刃(やいば)のある側は炭含量が多くて硬く、それ以外の場所は多少しなって外力を受け止める、といった部位ごとの機能の違いが昆虫外骨格にもあると考えている。具体的には、銅酵素の一つとヘムタンパク質の一種に着目し、これらが触媒する異なる化学反応によって作られる異なる材質が複合的に組み合わさることを示したい。ここで得られる情報は、昆虫への理解の深化だけではなく、応用的にも重要知見になると考えられる。また、複合材的マテリアルとして外骨格が作られるようになった進化過程に関する仮説の実証も本研究の重要な課題である。
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