研究課題/領域番号 |
23H02515
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44050:動物生理化学、生理学および行動学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
金 尚宏 名古屋大学, 生命農学研究科(WPI), 特任講師 (80822931)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2023年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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キーワード | 概日時計 / 温度補償性 / 進化的保存性 / Ca2+シグナリング / CaMKII |
研究開始時の研究の概要 |
生物は環境温度の変化に適応するため、外界の温度を感知し、細胞の状態を変化させる。温度適応の研究分野における最大の謎は、『種を超えて細胞に普遍的に存在する温度受容分子や温度シグナル伝達は何か?』であるが、その分子実態は謎に包まれていた。申請者は、概日時計の温度補償性において、低温で活性化するCa2+シグナルによって、CaMKIIが活性化し、概日リズムの振動速度を加速 (補償)することを見出した。本研究では概日時計における低温性Ca2+-CaMKIIの役割をマウス個体レベルで深掘りすると共に、新たな役割として、細胞が様々な温度環境の中でどのように細胞機能や代謝を調節するのかを追究する。
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