研究課題/領域番号 |
23H02808
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51030:病態神経科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
飯島 浩一 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 部長 (50632535)
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研究分担者 |
関谷 倫子 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 副部長 (40367412)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2023年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / 認知症 / 青斑核 / ノルアドレナリン神経 / 神経軸索変性 |
研究開始時の研究の概要 |
睡眠や情動、記憶形成に関わる青斑核ノルアドレナリン神経には、老化の過程でタウが蓄積する。アルツハイマー病(AD)では、青斑核神経が最初期に脱落し、タウ病理の拡大や認知機能低下など、老化脳がAD脳へ遷移する起点になると考えられている。大脳皮質でのアミロイドβ(Aβ)の蓄積がADの原因と考えられているが、青斑核神経が傷害される機序は不明である。本研究ではADモデルマウスを用い、1)Aβ病理が青斑核神経変性を引き起こす分子機序、2)青斑核神経の失調がAD脳病態に及ぼす影響、3)ヒト剖検脳における青斑核神経の形態学的変化、を明らかにする。本研究では、青斑核神経変性を防ぐ新たな治療標的の同定を目指す。
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