研究課題/領域番号 |
23H03614
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
野町 素己 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (50513256)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2023年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | ユーゴスラビア / 北マケドニア / マケドニア語 / セルビア語 / ブルガリア語 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では1945年に成立したマケドニア標準語の形成史を再考する。従来マケドニア語標準化は外国の影響を排除しマケドニア人が主体的に達成したとされる。しかし1930~40年代初頭にソ連とユーゴスラビアの言語学者や政治家が標準化事業に一定の関与が考えられるが、その実態は不明な点が多い。本研究は既存文献の精査・再解釈に加え、ヨーロッパや米国の文書館資料や個人所有の未刊行の資料を学際的に分析し、標準語化事業におけるマケドニアとソ連、ユーゴスラビアの相互関係の実態を解明する。これにより新しいマケドニア標準語前史を提案しマケドニア語学・歴史学、マケドニア地域研究への貢献を目指す。
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