研究課題/領域番号 |
23H05006
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1170:教育学・教育社会学関連
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研究機関 | 鶴岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐藤 大輔 鶴岡工業高等専門学校, その他部局等, 技術専門職員
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
460千円 (直接経費: 460千円)
2023年度: 460千円 (直接経費: 460千円)
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キーワード | 安全教育 / サーモグラフィ |
研究開始時の研究の概要 |
工作物の温度を可視化することで火傷が起こる問題を解決するものであり、工作物の温度を作業者等がはっきり視認できるシステムを開発することである。本研究課題の遂行は、工作物温度分布が視認できるようになることで工作物温度に対する理解が早まるだけでなく、短時間の安全教育でも火傷防止に対する理解度を高めることができる点に教育的意義がある。また、安全教育時間を十分に確保できないがために起こっている怪我増加の問題を解決できる点に社会的意義がある。
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研究成果の概要 |
本研究では、工作物の温度を可視化することで火傷が起こる問題を解決するものであり、工作物の温度を作業者がはっきり視認できるシステムを開発することである。最初に各種材料の温度変化を測定した。同じ条件で切削を行い最高温度は鋳鉄72℃、アルミ65℃、炭素鋼182℃、真鍮60℃という結果になった。次にサーモグラフィ画像と各点での温度変化をリアルタイムで映し出し実習時に作業を行った。その結果、現在まで火傷は起こっておらず他の問題も起こってない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した機械工学実習における火傷をなくするための工作物温度視覚化システムは温度分布が視認できるようになった。それにより工作物温度に対する理解が早まり短時間での安全教育で火傷防止に対する理解度が高まると考えられる。そして安全教育時間を十分に確保できないがために起こっている怪我増加の問題も解決できると考えられる
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