研究課題/領域番号 |
23H05104
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1190:特別支援教育関連
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
岩井 祐一 東京学芸大学, 附属特別支援学校, 国立大学附属特別支援学校教諭
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
450千円 (直接経費: 450千円)
2023年度: 450千円 (直接経費: 450千円)
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キーワード | 知的障害 / 特別支援学校 / 理科 / 防災教育 / 授業実践 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は「知的障害特別支援学校高等部における防災教育の視点を踏まえた理科の授業教材の開発」を行うことである。申請者らの調査より、理科授業では「天気、川、土地などの指導に当たっては、災害に関する基礎的な理解が図られるようにしている」ことに配慮して授業づくりをしていることが分かった。災害に関しては生活に関わる内容であり、理科との関連も深く、知的障害のある生徒の実態を鑑みると、災害をもたらす自然の仕組みを学び、理解を深めることは重要であると言える。そこで本研究は、①先行研究調査、②生徒への知識や災害対応能力に関する実態調査、③家庭への調査、④授業教材開発・実践等により教材開発を行う。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は「知的障害特別支援学校高等部における防災教育の視点を踏まえた理科の授業教材の開発」を行うことである。災害に関しては生活に関わる身近な内容であり理科との関連も深いことから、防災教育の視点を踏まえた理科教育の充実を図るための教材開発を行った。理科の見方・考え方を働かせ、非常時に命を守り、安全かつ適切な対応ができる資質・能力の育成を目指す理科の授業教材を作成することとした。その一つに、「立体ハザードマップ」を活用した実践がある。本教材を使った実践の結果、平面的な図面よりも立体ハザードマップでの学びにおいて、高さの認識や地形の認識を深められていることがワークシートの記述等から示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本申請課題に付随する先行研究では、特別支援教育と防災教育に関する内容等は散見されたが、知的障害特別支援学校を対象に理科教育と防災教育を扱った教材や実践に活用できる研究は見受けられない。また、NHKが調査したデータでは健常者よりも障害者の方が災害時の死亡率が高いという結果もある。高等部卒業後、多くの生徒は就労し社会生活を送ることも多く、本研究成果が障害のある生徒に対する資質・能力の育成や理科教育の振興・充実に十分寄与できるものであり、「災害時に適切な行動ができるよう具体的な指導内容を示す」としている学習指導要領の内容を鑑みても本研究の意義は高いといえる。
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