研究課題/領域番号 |
23H05146
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1200:教育工学関連
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研究機関 | 鶴岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
志村 良一郎 鶴岡工業高等専門学校, その他部局等, 鶴岡工業高等専門学校
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
480千円 (直接経費: 480千円)
2023年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
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キーワード | PBL教育 / 地域資源 / 技術者教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、課題設定から基礎・応用研究までを網羅した自発的研究テーマを実践することで柔軟な視点を持った高い技術力を有する人材を教育することを目的とする。具体的な研究対象に庄内地方を中心とした地産資源(バイオマスなど)を選定し、1)熱的特性や成分組成など基礎的物性の調査、2)その特徴と応用性の探索、3)新規材料開発と応用展開を行う。今年度は特に1)と2)に関して注力して実施し、基礎的研究能力の向上を図る。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、学生自身が立案した自発的研究テーマを実践することで柔軟な視点を持った高い技術力を有する人材を教育することである。採択初年度である本年度は、実施対象を少人数に絞り一連のPBL の実施可否と年間スケジュールの組み立てを中心に行った。県内にある有人島を調査対象とし、島内にある地域資源や問題点に関するテーマを立案から課題解決に向けた研究開発を実施した。得られた研究成果をポスターにまとめて発表するなど、学生主体でのPBL実施の可能性を探ることが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
限られた専門分野だけでなく多角的な総合力が求められている現代において、科目授業だけでそれらを網羅することは難しい。その点において、学生主体によるPBLの実施は課題の調査立案から研究改善、成果のフィードバックまでの一連の流れを学ぶことの出来る有効な方法である。主体は学生であるが、教職員が適切なアドバイスや舵の修正を行うことで得られる経験的成果はさらに大きいものとなる。また研究対象を身近な地域にすることで、課題への理解を促すことが出来る。
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