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ベンゾジアゼピン系睡眠薬の高感度分析法の開発と性犯罪捜査への適用

研究課題

研究課題/領域番号 23H05291
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3180:医療薬学関連
研究機関大阪府警察 科学捜査研究所

研究代表者

掛橋 秀直  大阪府警察 科学捜査研究所, 研究員

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
420千円 (直接経費: 420千円)
2023年度: 420千円 (直接経費: 420千円)
キーワードベンゾジアゼピン / 睡眠薬 / 質量分析 / 誘導体化 / 高感度化 / ヒドラジン / ヒドロキシアミン / ベンゾジアゼピン系睡眠薬 / 誘導体化分析 / 液体クロマトグラフィー/質量分析
研究開始時の研究の概要

尿や毛髪などの生体試料中の微量睡眠薬を検出する手法を開発することで、性犯罪などの被害者が睡眠薬の摂取させられたことを証明する検査の確立を試みる。本法は、これまでに報告のない新たな分析手法を用いていおり、生体試料中の薬物検査による睡眠薬の摂取証明が可能な期間を、最大で約2倍に延ばすことが可能と考えている。本研究では、本手法の基礎検討から開発、実用性の評価まで行う。

研究成果の概要

本研究で、性犯罪で悪用されるベンゾジアゼピン系睡眠薬の液体クロマトグラフィー/質量分析装置を用いた検査において、分析の高感度化や高確度化を進めた。本成果は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬分析の新たな可能性を見出しており、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の更なる高感度化や高確度化(クロスチェック法の開発)への基礎データとなるものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

睡眠薬が強制性交や昏睡強盗などの犯罪に悪用される事例が絶えない。この理由に、睡眠薬が、入手容易であり、使用量が少なく、睡眠時や覚醒後の記憶を無くすことが上げられる。すなわち、睡眠薬分析の高感度化は、犯罪の立証(薬物摂取の証明)において必要不可欠である。本成果は、ベンゾジアゼピン睡眠薬分析の高感度化や高確度化を可能にし、さらなる
高感度化への可能性も見出したものである。

報告書

(2件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2025-01-30  

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