研究課題/領域番号 |
23H05333
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
3190:生体の構造と機能、病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
黒澤 大 順天堂大学, 大学院医学研究科, 私大技術員
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
480千円 (直接経費: 480千円)
2023年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
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キーワード | ゴールデンハムスター / 凍結精子 / 人工授精 |
研究開始時の研究の概要 |
実験動物としてのゴールデンハムスターは、マウスと異なり、安定的な系統保存技術がいまだ確立されていない。 これまで、ハムスターにおいては生殖組織もしくは配偶子の凍結融解後の個体化は、受精卵/卵巣の凍結や、凍結乾燥精子を用いた顕微授精において成功の報告はあるものの、系統保存技術として普及するには至っていない。 本研究はハムスター凍結精子を用いた人工授精による個体産生を最終目標とし、系統保存のため人工授精に適した精子の凍結融解の条件を検討する。
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研究成果の概要 |
ゴールデンハムスターはこれまで哺乳動物における受精メカニズムの解明に貢献してきた。近年ではゲノム編集技術により様々な遺伝子改変ハムスターが作製されつつあるものの、安定的な系統保存技術がいまだ確立されていないことが大きな問題となっている。本研究ではハムスター凍結精子を用いた人工授精による個体産生を目的とし、まずその目的のために人工授精に適した精子の凍結融解条件を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
簡便な系統保存法の確立はこれら動物モデルを用いた研究を加速・発展させる上で避けて通れない問題で、本研究はこの技術構築にとり重要な基礎的なデータを供給できる。
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