研究課題
基盤研究(S)
数ミリ角の半導体チップに集積した大規模光フェーズドアレイにコンピュテーショナルイメージング手法を適用することで,超小型かつ高性能な近赤外イメージングデバイスの実現を目指す。まず,非冗長アレイ型光フェーズドアレイを搭載した光波合成・検出素子を作製し,ランダム構造化照明によるロバストなイメージング機能を実証する。さらに,光フェーズドアレイに適したイメージングアルゴリズムを開発することで,高速波面計測を可能にする。最終的には,光学素子をワンチップに集積した近赤外コンピュテーショナルイメージングデバイスを実現し,超小型・安価・省電力IoTデバイスに展開することを目指す。