研究課題
基盤研究(S)
低環境負荷・省エネルギーの観点から、有機反応を自在制御する触媒の精密設計・開発が求められる。また、日本は資源小国でありながらハロゲン元素の資源には恵まれており、安全性・元素戦略の観点から触媒の活性中心を金属からハロゲンに置き換えることができれば学術的にも産業的にもその意義は大きい。SDGsの一つである「産業と技術革新の基盤」となる精密有機合成法実現のため、ハロゲン元素を活性中心とする高機能触媒の創製を目的に研究を実施する。