研究課題
基盤研究(C)
本研究では、「思う」、「知る」などの心理動詞や関連する表現の日本語に固有の特徴に基づいて、日本語における信念・主張の認識的規範の内容を分析し、英語における信念・主張の認識的規範との比較を行う。具体的には、どのような認識的規範が日本語話者の言語的直観によって支持されるのかを、実験哲学的手法による質問紙調査によって実証的に検証する点にある。さらに、この研究を通じて、認識的規範が、信念・主張のどのような機能から生じているのかについても分析する。