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ロールズの国際正義論における国家主義と倫理学的方法

研究課題

研究課題/領域番号 23K00021
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01010:哲学および倫理学関連
研究機関立命館大学

研究代表者

神島 裕子  立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60449329)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードロールズ / 国際正義論 / アーカイブ / 国家主義 / 倫理学的方法
研究開始時の研究の概要

ロールズは「諸人民の法」の草稿をいくつも遺しており、また自ら草稿を友人・知人たちに送付し、熱心にコメントを求めている。こうした草稿とコレスポンデンスの読解を通じて、彼の国際正義論の「メイキング」を明らかにする。その中で、ロールズが自身の国際正義論においてなぜ、原初状態説や反照的均衡といった倫理学的方法を脇に置いてしまったのか、あるいは置かずにはいられなかったのかについて、彼の国家主義との関係で考察する。

研究実績の概要

本研究の初年度では、ロールズ・アーカイブがあるハーバード大学図書館に赴き、本研究課題に関する資料収集をすることができた。また通年を通じて、ロールズの国際正義論に関する文献を精読し、研究発表の準備を整えることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の予定では夏季休暇中に2週間の現地での資料収集を予定していたが、諸般の事情により、学年末に期間を短縮しての実施となった。しかしながら、アーカイブの利用方法やボックス資料の整理方法をすでに学んでいたため、効率よく資料を収集することができた。また、初年度の研究成果をまとめた学会発表の申し込みが査読に通ったこともあり、おおむね順調に進展していると思われる。

今後の研究の推進方策

当初の予定通りに推進する所存である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Political Liberalism in Rawls’s International Justice Theory2024

    • 著者名/発表者名
      Yuko Kamishima
    • 学会等名
      XXV World Congress of Philosophy
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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