京都学派における「場所論的思惟」の展開

• 研究課題/領域番号: 23K00031
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分01010:哲学および倫理学関連
• 研究機関: 京都工芸繊維大学
• 研究代表者: 秋富 克哉 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (80263169)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
• キーワード: 京都学派 / 場所的論理 / 西田幾多郎 / 田辺元 / 西谷啓治

研究開始時の研究の概要

西田幾多郎に始まる京都学派哲学への関心は、国内外で広がりを見せている。そのような現状を背景に、本研究は、西田哲学の主要概念である「場所」および「場所的論理」に着目し、それが西田自身においてどのように形成されたか、および田辺元による批判とその後の京都学派の思想家たちによってどのように継承発展されたかを明らかにし、合わせて、そのような立場が今日の世界においてどのような意義を持つのかを考察するものである。