研究課題/領域番号 |
23K00092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01040:思想史関連
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研究機関 | 静岡文化芸術大学 |
研究代表者 |
水谷 悟 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (70779280)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 村井弦斎 / 「食道楽」 / 近代日本 / 生活文化 / 思想の形成・継承・受容 |
研究開始時の研究の概要 |
1903・06年に村井弦斎(1863~1927)が連載した『小説食道楽』は作中に登場する和・洋折衷の家庭料理と新食材・調理法が評判を呼びベストセラーとなり、料理雑誌の創刊や小説の舞台化など一大ブームを起した。弦斎は「食育」が人格・家庭の形成と国家の発展に不可欠と主張し「食道」思想を唱えた。 本研究では、弦斎関係史料の全体像を捉え、創作ノート・書簡に見られる思索と新聞・雑誌・著作で公表した内容を照合し、彼が「食道」と称した思想の構成要素を確定する。同時に、夫・妻の共同、親から子への継承、作者と読者の発・受信という三つの視角から、彼の言動がいかに人々に届き、生活文化に影響を及ぼしたかを分析する。
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