研究課題/領域番号 |
23K00149
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
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研究機関 | 大阪音楽大学 |
研究代表者 |
能登原 由美 大阪音楽大学, 音楽学部, 講師 (60379865)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 戦争と追悼 / 音楽トポス / ナショナリズム / 20世紀イギリス / 第一次世界大戦 |
研究開始時の研究の概要 |
19世紀から20世紀への移行期に見られた戦争表象について、第一次世界大戦を題材にしたイギリスの作曲家作品24曲を対象にその変容を明らかにする。方法として、先行研究で指摘されてきた「戦争のトポス」に注目し、その指示機能の変化とともに、新たに「追悼のトポス」が構築されていく過程を、分析を通じて明らかにする。一方で、イギリスの場合は主題の大半が「戦死した兵士」であることに着目し、終戦から次の大戦へと向かう戦間期にこれらの「追悼」が愛国主義的価値観の醸成と国威発揚にも作用したと見られる点について、音楽雑誌The Musical Timesに掲載された批評や各地での再演状況をもとに検証する。
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