研究課題/領域番号 |
23K00202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
平澤 剛 明治学院大学, 文学部, 研究員 (00573792)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 日本映画史 / 前衛芸術史 / メディア史 / フィルムアーカイブ / フィルムキュレーション / 実験映画史 / フィルム・アーカイブ / キュレーション / 戦後前衛芸術史 |
研究開始時の研究の概要 |
国内外において再評価が進められている日本におけるエクスパンデッド・シネマ(拡張映画)、インターメディアを対象に、a)関連する作家や作品の発掘、デジタル化を含めたネガ・ポジの修復保存、デジタル変換、関連資料の収集、作家や関係者への聞き取り、展示、上映、上演に関する指示書の作成、再制作を通じた研究とキュレーションを一体化させたアーカイブ的作業によって研究基盤を整備するとともに、b)作家作品研究、 領域横断的な研究を発展させることで、国際的な研究動向のなかに、日本の独自性や先駆性を芸術的、理論的、歴史的に位置づけ直していく。
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研究実績の概要 |
本研究は、近年、国内外において再評価が進められている日本におけるエクスパンデッド・シネマ(拡張映画)、インターメディアを対象に、関連する作家や作品の発掘、デジタル化を含めたネガ・ポジの修復保存、デジタル変換、関連資料の収集、作家や関係者への聞き取りや再制作を通じた研究とキュレーションを一体化させたアーカイブ的作業によって研究基盤を整備する。そして、作家作品研究、領域横断的な研究を発展させることで、国際的な研究動向のなかに、日本の独自性や先駆性を芸術的、理論的、歴史的に位置づけ直すことを目的としている。 初年度である2023年度は、金井勝、足立正生などの修復保存、デジタル化、資料調査を通じて歴史的な検証を進め、特集上映” Under The Underground - The Visionary Cinema of Kanai Katsu” (Harvard Film Archive and Anthology Film Archives)、展覧会および特集上映『風景論以後』(東京都写真美術館)などを通じて、その研究成果を発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
海外での調査、発表に若干の変更が生じたが、国内での作品調査、発掘、修復を進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き国内での調査、発掘、修復を中心に研究を進め、国内外における成果発表を積極的に進めていく。
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