研究課題
基盤研究(C)
本研究では、現時点で未完の、医学を学ぶために朝鮮半島から帝国日本各地へ移動した全朝鮮人医学生のリストを作成する。より具体的には、朝鮮人が日本に初めて医学生として留学した20世紀初頭から、北朝鮮「帰還事業」や日韓基本条約発効(1965年)の1960年代までを検討期間 とし、推定400名を超える日本「内地」の帝大、官立・公立・私立の大学・医専、戦時期 「臨時医学専門部」で学んだ全朝鮮人医学「留学生」と、推定180名を超える「内地」帝大・大学で医学博士を取得した朝鮮人を検討対象とする。