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冷戦末期日本の対米科学協力-SSC計画の事例をもとに

研究課題

研究課題/領域番号 23K00266
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

綾部 広則  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80313211)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードSSC / 巨大科学 / ビッグサイエンス / 冷戦 / 日米 / 科学協力 / 日本 / 米国 / 科学
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、SSC計画の事例をもとに、冷戦末期日本の対米科学協力の一端を明らかにすることにある(ここで冷戦末期とはさしあたり1980年代から91年のソ連崩壊までの時期のこととする)。具体的には米国からのSSC計画への参加協力要請に対して、国内で強い反対論があったにも関わらず、日本政府がSSC計画への参加協力に尽力した理由について、当時の日米関係と関連づけながら明らかにする。

研究実績の概要

本年度の目的は、米国に残されている資料の収集とヒアリングを行うことであった。具体的には、フェルミ国立加速器研究所アーカイブやブッシュ、クリントン大統領図書館、さらにはSSC計画に関する研究を行ってきた研究者が個人的に保存している史料を収集するとともに、米国におけるSSC計画に関する調査研究を行っている関係者から情報収集も行うことであった。しかしながら、先方から有意義な史料や情報を提供してもらうためには、こちらからも相応の情報提供を行う必要がある。そのためには、日本に残されているSSC計画に関する史料を収集する必要が生じた。そこで渡米前にまずはその作業に注力することとした。可能であれば渡米する予定であったが、作業に予想外に時間を取られてしまった結果、渡米して情報収集するという当初の目的を実現することができなかった。ただし、日本に残されている史料について史料収集ができたということは、次年度行うべき課題を本年度に先取して実施したということになる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

日本に残されているSSC計画に関する史料の収集と確認に予想外に時間をとられたため。

今後の研究の推進方策

日本に残されているSSC計画に関する史料の収集と確認を早急に終わらせる。その上で、可能な限り早急に渡米して情報収集を実施する。なお、その際には、米国の研究者による調査結果をもとに、当初、予定していた訪問先以外に必要な訪問先がないかについてあらためて確認する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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