研究課題/領域番号 |
23K00270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
河野 洋人 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 研究員 (50943552)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 物性物理学 / 物質科学 / 分野形成論 / 物理学史 / 科学史 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「新たな学問分野はいつ、どのようにして、なぜ出来上がるのか」という問いを、1950年代の日本における「物性物理学」の確立過程の事例研究を通じて探究するものである。 先行研究の成果に基づき、本研究は、新分野に認識論的単位を与える「語」(名前)の役割を念頭におきながら、理論的基盤、制度的基盤、人的基盤の形成とそれらの相互作用、という視角からこの分野の確立過程を分析する。具体的には各教育・研究機関における「物性」関係制度の調査、「物性」研究者コミュニティの形成過程の分析、東京大学物性研究所の設立経緯の検討、国内外の隣接分野との比較などを行って、分野形成の動的過程とその背景要因を探求する。
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