研究課題/領域番号 |
23K00337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02020:中国文学関連
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
大平 幸代 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90351725)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 古小説 / 史伝 / 魏晋南北朝 / 志怪 / 説話 |
研究開始時の研究の概要 |
晋宋時期には多くの歴史書が編まれた。王朝史だけでなく、家伝、別伝、地方志などが陸続と編纂され、さらには著名人のゴシップ(いわゆる志人小説)や怪異譚(いわゆる志怪小説)なども歴史の一場面として語られ記録された。歴史と小説の垣根は極めて低く、相互に参照されることも少なくなかった。本研究は、こうした「歴史語り」の諸相について「武人をふくむ地方の幕僚たちの集団」に着目して考察するものである。小説的歴史語りは、どのような人々によって、いかに形成されていったのか。「小説」の変容は、社会構造の変化とどのように関わっていたのか。こうした点を明らかにすることにより、唐以前の「小説」の流れをとらえなおしたい。
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