| 研究課題/領域番号 |
23K00496
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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| 研究機関 | 神田外語大学 |
研究代表者 |
奥村 晶子 神田外語大学, 外国語学部, 講師 (20899174)
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| 研究分担者 |
松本 和子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80350239)
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| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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| キーワード | 日系メキシコ人 / メキシコの日本語 / 方言接触 / 言語接触 / モビリティ / ディアスポラ言語変種 / 日系人 / コイネー / 多文化首都圏日本語 / Multicultural Japanese / 多文化日本語変種 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は祖国を離れたディアスポラ言語変種が新天地で接触によって誘発され、様々な変容を遂げる過程と結果、その諸要因を究明することで、言語・方言接触に関する理論構築に寄与することを目指す。 具体的には、日本と中南米を往来する日系人に焦点を当て、中南米に広がる日系人コミュニティに加え、未だ研究の少ない首都圏在住のブラジル・中南米スペイン語圏出身者の集住地で調査を行い、①方言接触の結果形成された日本語・ポルトガル語・スペイン語の移民コイネーの諸相を考察し、②多くの移民を抱える首都圏における多文化日本語変種(Multicultural Japanese)の形成の可能性を探る。
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| 研究実績の概要 |
5か年計画の二年目の研究として、本年度の前半は昨年度に引き続き、関東在住の日系ブラジル人・ペルー人より収集したブラジルポルトガル語のデータの分析を進めた。具体的には、新たな言語変項に関する研究に着手し、日本における移民コイネーとしてのブラジルポルトガル語の特徴の把握に努めた。その途中成果を当該分野では署名な国際学会「Methods in Dialectology XVIII」(メルボルンのLa Trobe Universityで開催)で発表し、有益なフィードバックを得た。さらに、8月には国際学術雑誌『Asia-Pacific Language Variation』(John Benjamins)に当該研究が掲載され、その内容を国際学会「1st International Conference on Migration Linguistics」(東京外国語大学で開催)の基調講演で解説する機会を得た。また、同コミュニティにおける日本語に関する分析も進め、その途中成果を『第119回日本方言学会』で発表し、編著書『シンポジウム「移動・境界・言語」論文集』(東京外国語アジア・アフリカ言語文化研究所)に収録・刊行された。 一方、本年度の後半は、メキシコの日系人コミュニティにおける日本語の研究に取り組んだ。メキシコでの現地調査で得た談話データを用いて日本語の方言接触に関して考察した。具体的には、ガ行子音の変異と変化に着目し、その途中成果を国際学会「1st International Conference on Migration Linguistics」(東京外国語大学で開催)にて公表し、有用な助言を得た。来年度はこうしたフィードバックを参考にしながら研究の精緻化を図り、移民言語に関する編著書(Mouton de Gruyter社)へ投稿する予定である。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度の研究の進捗はおおむね順調と言える。 昨年度、首都圏で実施したフィールドワークで収集した語彙発話データの分析を進め、国内外の3つの学会で口頭発表・基調講演を行った。研究成果のひとつは、すでに昨年度の時点で国際ジャーナルに採択されていたが、本年度、刊行に至った。これとは別の論考も編著書に収録され、刊行に至った。さらに、これまでは音声レベルの変異と変化を考察してきたが、今年度は新たに形態統語レベルの変異と変化の分析に着手した。また、日系メキシコ人の日本語に関する研究においても、途中成果を国際学会で公表し、そこで得た有益なフィードバックを参考にしながら投稿論文として執筆を進めることができた。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度も継続して、茨城県常総市のブラジル人・ペルー人コミュニティでのポルトガル語の特徴を探る調査を行なっていく予定である。今年度、新たに着手した形態統語的言語変項に関する分析・考察を進め、論文としてまとめていきたい。また、メキシコの日系人社会で話されている日本語の研究については、方言接触の観点からの論考を投稿論文として書き上げるとともに、言語接触の観点からの論考にも着手し、学会での発表を目指したい。
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