研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ヒンドゥスターニー語及び現代語のウルドゥー語、ボージプリー語の各ウェブコーパス作成し、専用の検索ツールを用いて定量的研究を行える環境を整備し、現代ヒンディー語の関係詞構文の通時的及び共時的な比較研究を短時間で行う。具体的には、現代ヒンディー語で見られる関係詞構文の、伝統的な相関型、英語の影響を受けたとされる埋め込み型、外置型、相関型と埋め込み型のハイブリッド、さらに日本語の準体助詞(体言化辞)「の」に類似した強調表現を表わす埋め込み型のもの、この5つの型について、説明文や自然言語の会話文のような文体もしくはジャンルの違いにも着目して比較研究を行う。