研究課題
基盤研究(C)
チュルク系諸言語の自動詞的事態把握表現について、1)チュルク語南西グループ (バルカン・トルコ語やコソボの極小方言)-アゼルバイジャン語-トルクメン語)及びチュルク語南東グループ(ウズベク語-カラカルパク語)の間でみられる相違の原因の解明する、2)チュルク語の周辺地域において異系統の言語との接触による言語変容の解明する。その実施のため、i)身振りや視線など非言語的な観点の導入、ii)歴史的・文献学的言語研究などの 関連領域の知見の導入、iii)計量分析による言語分析法の開発などの総合的なアプローチにより、言語内的・外的要因が言語変化に及ぼす影響を比較するための普遍的な枠組みを構築する。