研究課題
基盤研究(C)
本研究では九州の各地において見られる母音融合現象がどの程度生産性を持つのか,地域ごとに検討することを目的とする。検討に当たっては(1)大規模方言コーパス,(2)既存資料から構築するデータベース,(3)現地調査により収集した資料から構築するデータベースという3種類の言語資料を用いる。そして,母音融合現象がどういった条件で起こるのかを音韻理論の点から検討し,他言語との比較を行うことで一般言語学的な貢献を目指す。