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同等比較・類似構文が示唆する形容詞・動詞・名詞の語彙的意味とその普遍性

研究課題

研究課題/領域番号 23K00533
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02060:言語学関連
研究機関明治学院大学

研究代表者

中西 公子  明治学院大学, 文学部, 教授 (30598751)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード形式意味論 / 同等比較構文 / 類似構文 / 形容詞
研究開始時の研究の概要

本研究は、同等比較構文 (Al is as tall as Bill) と類似構文 (Al swam as Bill did) を対象とし、英語・ドイツ語・イタリア語・日本語のデータ収集と意味的性質の理論的分析を行う。同等比較構文は程度を、類似構文は様態を比較する点で異なるが、どちらも同等の意味を表すことに着目し、両構文を包括的に捉える。どのような比較を表す語、比較対象を導入する語が使われるのかを精査し、各語の構文全体への意味的貢献を明らかにする。また、日本語を、類型的に異なる英語・ドイツ語・イタリア語と比較することで、意味における普遍的性質の解明を目指す。

研究実績の概要

本研究は、同等比較構文と類似構文の意味的性質を実証的・理論的に検証し、そこから示唆される形容詞・動詞・名詞の語彙的意味の分析を通じて、意味における普遍性の本質を解明する。1年目は、日本語の「ぐらい」「ように」を中心に、文献のデータ整理及びアンケート調査を行った。アンケートに関しては、文法性の判断を問う設問と、容認度の判断を問う設問を作成し、明治学院大学の学生20名を対象とした調査を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

アンケートの作成、実施に予定より時間がかかった。

今後の研究の推進方策

2年目は、アンケート結果を踏まえて、「ぐらい」「ように」を用いた同等比較・類似構文の理論的分析を行う。また、「ぐらい」はとりたて詞、「ように」はモダリティ表現として広く研究されているが、これらの用法との関連についても検討する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] Indeterminates and diachronic ellipsis mismatch2023

    • 著者名/発表者名
      Hiraiwa, Ken, and Kimiko Nakanishi
    • 学会等名
      Current Issues in Comparative Syntax 2: Boundaries of Ellipsis Mismatch
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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