研究課題/領域番号 |
23K00550
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
鈴木 広光 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (70226546)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 日本語学 / 括弧 / 約物記号 / 印刷史 / 日本語書記史 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、明治期の活版印刷術導入以降の出版物において、括弧類などの約物が歴史的にどのように用いられてきたのかを、以下の二点から総合的に解明しようとするものである。第一に鉤括弧、丸括弧、山括弧などの各記号において、会話、引用、注釈などテクスト内にける言語的差異を視覚的に明示する方法がどのように始まり、それらの用法が確定されたり、強調や断定回避などのニュアンスを表現する用法に拡張されたりしたのかを明らかにする。第二に括弧類の使用とテクストのジャンル、文体との相関関係、テクストが物理的に纏う出版形態や活字組版の様相およびその技術的制約など、約物が使用されたことの歴史的必然性の諸条件を析出する。
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