研究課題/領域番号 |
23K00592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02080:英語学関連
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
井上 亜依 東洋大学, 経済学部, 教授 (70441889)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 英語定型表現研究 / 英語辞書学 / 意味論 / コーパス / 統語論 / 英語定型表現 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題の核心をなす学術的問いである「英語定型表現研究の成果をどのように教育に還元すればよいのか」という研究は、国内外で活発に議論されているわけではありません。上述した通り、英語定型表現研究は英語辞書学と深く関連した(i), (ii), (iii)の3点の問題は、解決されていません。本研究は、「これらの問題を引き起こした要因を特定し、学習者用英和辞典におけるフレーズ記述の根本的改善のために、フレーズの定義、分類、記述の洗い出しと手入れ」という実証的な研究に取り組むことで、学術的な問いを明らかにすることを試みます。そして、日本人英語学習者が英語らしさを獲得することに努めます。
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研究実績の概要 |
2023年度は、「学習者用英和辞典におけるフレーズの定義・分類の見直し及び確定」と題して、2000年以降百花繚乱の時代であった学習者用英和辞典におけるフレーズの実態を、精査しました。その後、これまで私が明らかにした英語定型表現研究の理論的側面を活用し、フレーズの定義及び分類を見直しました。その後、その妥当性を検証し、フレーズの定義と分類を確固たるものにしました。その研究成果を、国内外の学会および国際雑誌で発信し、一定の評価を得ることができました。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度の研究テーマである「学習者用英和辞典におけるフレーズの定義・分類の見直し及び確定」を円滑に行うことができ、2024年度の研究の足がかりを築くことができたため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、「英語学習者に必須英単語の選定とそれらを使用したフレーズの洗い出しと手入れ」と題して、以下のことを行います。 欧米で提示されている英語学習者に必須となる英単語リストを参照しながら、日本人英語学習者に必須となる英単語2000語を選定します。また、2023年度に明らかにしたフレーズの定義と分類を活用し、学習者用英和辞典で使用されている2000語を使用したフレーズ記述を洗い出し、これまでの研究成果を活用しながら手入れに着手します。
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