研究課題
基盤研究(C)
グローバリゼーションに伴い、複数言語環境で成長する子どもたちの教育課題が顕在化しており、日本語教育の果たす役割も大きくなっている。本研究は、バンコクの継承日本語教室をフィールドとし、そこでの教育実践の記述と評価を行うことを目的とする。この実践は教育施設ではない場で、教員ではない支援者によってテーマ型体験活動として行われる。多くの継承語教室の現状から、こうした実践を記述し評価の観点を抽出することによって、日本語を継承語として実践を行う教育現場に寄与することを目指す。