研究課題/領域番号 |
23K00672
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
磯部 美穂 信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (60579853)
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研究分担者 |
円谷 友英 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (10346702)
クラウス マヌエル・フィリップ 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20788319)
白井 真理子 信州大学, 学術研究院人文科学系, 助教 (70802271)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 翻訳ツール / 外国語学習 / ドイツ語 / デジタル翻訳 / 外国語作文 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,ウェブ上で公開されている,幅広い社会層によって使用されている翻訳ツールを研究の対象とし,外国語学習とりわけ高等教育機関での,研究・教育の際に効果的に使用できる方法を検証していくものである。研究や教育という文脈において,日本語の表現が,より自然な表現で外国語として生成され得る過程や方法を探る。
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研究実績の概要 |
本研究ではまず日本国内の高等教育機関でドイツ語を学ぶ大学生の翻訳ツールの使用状況について調査をおこなった。大学における外国語学習,とりわけ大学から学びはじめる第二外国語の学習の際に,ウェブ上で使用できる翻訳ツールをどのような場面や頻度で使用しているかアンケート調査を実施した。さらにツールを使用する際にどのような感情(信頼感や依存感,羞恥心など)を抱いているか回答してもらった。 調査の結果,おおよそすべての大学生が使用経験があることが明らかになった一方で,感情調査の結果からは,翻訳ツールの技術・性能や使用方法を十分に理解して利用できてはいないことを確認することができた。 以上の検証結果から,翻訳ツールをはじめ,デジタル技術が日々発展していく中で,学習者に求められていることは,そうした技術をいかに使いこなすことができるか,ということである。本研究では,そのために必要な知識は何か,さらに調査を進めていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
効率的かつ機能的に研究調査の分担ができている。
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今後の研究の推進方策 |
初年度の研究成果を基に,次の調査に着手する。学習者の翻訳ツールに対する低い信頼度の要因を探るための調査方法を検討している。
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