研究課題
基盤研究(C)
工学研究における国際化が進み,研究成果を発表する英語論文作成能力のニーズが高まっている。本研究は,コーパス分析・ESPジャンル分析・インタビュー調査の3観点から,日本人大学院生のMDM使用選択のメカニズムを解明し,効果的な学術論文執筆の指導方法と教材の開発を行うことを目的とする。そのため,複数の学術論文テキスト・コーパスを分析して,日本人大学院生の特徴的MDMを特定し、インタビューによって,大学院生のMDM使用選択方略と,内外の専門家集団のMDM使用への評価を調査して,書き手の言語的・社会文化的・心理的要因が,MDM使用選択に与える影響を明らかにする。