研究課題
基盤研究(C)
本研究では、音韻認識指導をしたグループと、しなかったグループで、音韻認識能力に違いが出るのかどうかを量的に調査し、その「指導効果」を確認する。そのため、複数の研究協力校を指定し、小学校5・6年生を対象に、通常の教科書を用いた指導の他に、授業内の3~5分を音韻認識指導に充てる学校と、行わない学校を設け、事前テスト(4月)・事後テスト(小6:12月・小5:2月)により、「音節」「オンセットライム」「音素」の音韻について指導効果の検証を行う。また、中間評価を行いながら、音韻認識の発達の傾向を調査する。そして、最終的に、音韻認識の指導プログラムを確立する。