研究課題/領域番号 |
23K00747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
天野 修一 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (70734177)
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研究分担者 |
阪上 辰也 広島修道大学, 人文学部, 准教授 (60512621)
山内 優佳 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (40781365)
高橋 有加 東京家政大学, グローバル教育センター, 期限付准教授 (60825222)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 英単語学習 / 語彙リスト / 英語学習アプリ / 学習ログ / 英単語 / ウェブアプリ / オンライン学習 |
研究開始時の研究の概要 |
オリジナル英単語リストの精緻化と英単語学習用のオリジナルウェブアプリの高度化を通じて、よりよいセルフアクセス型の英単語学習コースを実現し、その効果を検証することを目指す研究である。英単語リストについては、英単語の選定のさらなる精緻化のために、我々のリストをその他のリスト等と比較することで、我々のリストをどう改善していくべきであるのかの方向性を検討し、それにしたがって語彙リストの改定を行う。ウェブアプリの高度化については、近年の英単語の検索学習に関する研究を根拠とし、学習し終えた英単語を再学習する際にどのような機能を追加するのが良いかを考案し,4桁規模のリアルワールド環境において成果検証を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、これまで開発を行ってきた英単語リストの精緻化と英単語学習アプリの高度化を行うとともに、セルフアクセス型英単語学習プログラムの再構築に取り組むものである。1年目である本年度は、英単語リストの精緻化を中心に行う予定であったが、分析の元データとするはずであったデータに要確認の点があることが発覚するというトラブルがあり、その確認を優先する必要があることから、分析そのものは2年目以降に延期となった。その代わりに、英単語学習アプリの高度化を目指して改修の方向性を定めるための学習ログのデータ分析を複数行い、そのうちの二つについてはすでに学会発表も終えることができた(「自学自習型オンライン科目において英単語を学ぶ大学新入生の学習活動の分析」 外国語教育メディア学会 中部支部 第100回 支部研究大会、「生成系AIの支援による学習ログデータ分析の試み」 外国語教育メディア学会 中部支部 第101回 支部研究大会)。それ以外のものについても準備が整い次第、発表できるよう調整を進めている。また、研究の方針を再確認する流れの中で、我々の英単語学習アプリのその学習プロセスが、分散効果、フィードバック効果、音声を伴う効果、多肢選択の採用と記述の補助、など第二言語語彙習得研究で得られている様々な知見を反映したものであることも確認できた。そのため、一部のアプリ改修にも予定よりも早く着手し、開発会社との打ち合わせや改修内容の伝達も行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
おおむね順調に進展していると評価した。たしかに、分析の元データとするはずであったデータに確認を要する問題があることが発覚するというトラブルによって、当初本年度の実施を予定していた英単語リストの更新に関する研究を進めることはできなかった。しかし、データ分析スキルが自己評価以上に高まっていたことが功を奏し、効果的な改修方針を策定し、アプリの高度化を推進するためのデータ分析を予定よりも大量に実施することができ、すでに複数の学会発表あるいは論文執筆に十分なほどである。また、アプリの機能改修についても一部を開始し、開発業者との打ち合わせや改修計画の具体化も進行中である。以上のことから、マイナス面を相殺するプラス面があったと評価し、おおむね順調に進展していると評価した。
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今後の研究の推進方策 |
2年目である次年度は、次の四つのことを行う予定である。1)当初今年度の実施を予定していた英単語リストの更新に関する研究を進める、2)アプリの高度化を推進するためのデータ分析の結果を学会あるいは論文執筆を通じて発表する、3)そのうえで、まだ実施していない本研究のメインとなるアプリ改修の成果に関する研究の実施に向け準備を進める、4)アプリの改修計画のまだ開始していない部分について、開発業者との打ち合わせを進める。
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