研究課題/領域番号 |
23K00764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
金山 幸平 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80850081)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アニメ / 視聴 / リスニング / コーパス / 多視聴 / リスニング指導 / 英語指導 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,視聴教材が英語力の向上に与える影響を検証することである。(1)どのような視聴教材が様々な年齢層の学習者に適切か,(2)多視聴によってリスニング力が向上するか,また向上するならどのくらいのインプットを浴びる必要があるのか,(3)多視聴によってどのような語彙がどの程度習得されるのか,(4)視聴教材の視聴と相性の良い他の英語指導にはどのようなものがあるか,などが主な研究課題例である。
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研究実績の概要 |
2023年度は主に2つのことに取り組んだ。1つ目は、子ども向けアニメの視聴教材のコーパスを作成することで、英語圏の英語母語話者向けに放送されているアニメは日本の児童にも視聴可能な教材なのか、また子ども向けアニメにはどのような語彙的特徴があるのかを検証した。本研究結果は、小学校英語教育学会で口頭発表した。さらに論文として全国誌である小学校英語教育学会誌に採択された。 2つ目は、大学生を対象としたアニメの視聴とリスニング効果を検証することであった。大学生を対象に約4か月間に渡ってアニメを視聴してもらい、実験前後にリスニングテストを実施することで、アニメの視聴でリスニング力が向上するのかを検証した。本研究結果は全国英語教育学会で口頭発表を行った。さらに全国誌である全国英語教育学会誌に採択された。 2024年度は、2023年度の調査の反省点を改善して実験を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定されていた研究を2つ行うことができ、かつ両研究とも全国大会で口頭発表して、さらに論文としても採択されたため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、アニメの視聴とリスニング効果の関係をさらに検証していく予定である。2023年度に行った実験の反省点を踏まえて実験を改善し、学習者のリスニング力を更に向上させるための指導方法を検証していく予定である。また、今年度の研究成果を国際誌に投稿することを検討している。
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