研究課題/領域番号 |
23K00766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
山野 有紀 白百合女子大学, 文学部, 教授 (10725279)
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研究分担者 |
村田 美和 高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 講師 (00756330)
湯本 浩之 宇都宮大学, 留学生・国際交流センター, 教授 (20534712)
司城 紀代美 宇都宮大学, 共同教育学部, 准教授 (30707823)
川島 芳昭 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (70282374)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | CLIL / 外国語教育 / 教科横断型カリキュラム / SDGs / 小中高大連携 / インクルーシブ教育 / カリキュラム開発 / 教員養成・教員研修プログラム / SDGs |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,日本の外国語教育におけるインクルーシブ教育実現を目指し,学習者の多様性をいかし,社会・世界に繋げるSDGsに関するCLILカリキュラム開発を行い,それに基づく実践を,児童・生徒の学びにおけるメタ認知の変容(学習における粘り強い取組と自らの学びを調整しようとする力)と人間性等(情動的変容や成長,学習者のよい点等)からみとり,その可能性を探る。具体的には,小中高大連携で上記のSDGsに関するCLILカリキュラム開発と,その実践に基づく英語のインクルーシブ教育構築の創生を目指す。SLA研究を基盤としつつ,外国語と特別支援教育,ESD・ICT教育と実践者が連携する異分野融合研究である。
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研究実績の概要 |
本研究は,小中高大連携で世界と繋がるSDGsに関するCLILカリキュラム開発を行い、教科横断的教育により、多様な学習者を考慮した外国語教育におけるインクルーシブ教育の実現を目指すものである。 研究の1年目である2023年度には,CLILカリキュラム構築にむけて,新学習指導要領に基づく検定教科書を使用して外国語教育と他教科教育との連携を試みた。具体的には、理科教育の大学研究者と連携し、教科横断型カリキュラムの探究を目的として,教員養成課程において実践を試みた。またSDGs教育について、英語教育との連携を目指すべく、ワークショップを行った。詳細は、以下の通りである。 第一に、理科教育と英語教育の学習内容を精査し、検定教科書を参考に,理科教育の研究者と検討を行い,宇都宮大学教員養成課程の授業において理科教育と英語教育の統合による教科横断型授業実践を試み、その実践について紀要論文に掲載した。 第二に、上記1の実践について、学会において研究成果の周知を行った。 最後に、日本CLIL教育学会において、SDGsとCLILに関するワークショップを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度はSDGsに関する小中高CLIL実践のためのCLILカリキュラム構築基盤を目指し、新学習指導要領に基づく教材分析を目標としている。ESD教育理解および情報収集とともに、理科教育研究者とともに中学校英語教育との連携を鑑みた実践も行い、ワークショップや研究成果報告を実施できた。しかしながら、SDGsに関するCLILカリキュラム構築のための教材分析については、さらなる研究を要するため、おおむね順調に進展しているとした。
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今後の研究の推進方策 |
研究2年目は、研究計画通り、海外のCLILのSDGsに関する外国語授業やインクルーシブ教育に基づく授業の視察を行い,実際の授業カリキュラムや教育環境・ICT教材開発を参考に,日本におけるCLILカリキュラム開発を進める。小学校の検定教科書が改訂され、新しい内容となるため、教材分析についても、さらに進める。
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