研究課題/領域番号 |
23K00797
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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研究機関 | 東北芸術工科大学 |
研究代表者 |
岡 陽一郎 東北芸術工科大学, 芸術学部, 准教授 (70961829)
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研究分担者 |
水野 章敏 函館工業高等専門学校, 物質環境工学科, 准教授 (10348500)
瀬川 拓郎 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (30829099)
中村 和之 函館大学, 商学部, 教授 (80342434)
寺門 修 函館工業高等専門学校, 物質環境工学科, 准教授 (90402487)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 蝦夷刀 / 考古資料 / 科学分析 |
研究開始時の研究の概要 |
中尊寺金色堂内に安置された藤原清衡の棺に納められた守刀を、北海道で独自に発展を遂げた蝦夷刀とする仮説が示されている。この仮説が正しければ、平泉と北海道との交流を語る数少ない遺物となるのみならず、北方世界の産物を守刀にする行為からは、当該地域が同氏の自己認識と密接に関わっていたとの推測も導き出せる。しかし、件の守刀はもとより、肝心の蝦夷刀に対する本格的な分析は未だ不十分である。そこで本研究では、これらの作業の実施を通じ、蝦夷刀と呼ばれる刀や、当時の技術交流についての新たな情報を引き出し、「蝦夷刀とは何か」の定義づけを試みる。さらに、その成果を援用し、平泉にとっての北海道の位置づけを検討する。
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