研究課題
基盤研究(C)
11世紀末第1回十字軍がエルサレムに入城したとき、東地中海沿岸部の人口の半数ほどは未だキリスト教を信仰していた。本研究は十字軍支配下の西アジアにおいて、東方キリスト教諸教会に属する人々がそれぞれの教会間、さらにはローマ・カトリック教会やイスラーム教徒とどのような関係を築いていたのかということを、彼らが残した史料から考察する。