研究課題
基盤研究(C)
本研究は、紛争や気候変動などの理由で失われつつある、あるいはすでに失われた過去の文化遺産や文化財を、これまでの研究の中で蓄積されてきた写真や発掘日誌等々の資料の電子化と、検索可能なデータベースを構築することで、電子的に保全復元することを目指すものである。京都大学が所蔵するアフガニスタン考古遺跡資料データベース(KAAMA Database)を中核に、遺跡の全体像や、時代的変化までもトレースできる包括的アーカイブを構築するための第一歩として欧米各国における類似・関連写真資料の所在調査とデータ運用実態を確定し、将来的な国際連携アーカイブ構築の第一歩とする。